2007,Aug,10(Fri.)~16(Thu.)

今年の「ふるさとツアー」は里帰りにぴったりのまさにお盆の頃、丸亀を皮きりに
岡山まで6ヶ所をまわってきました。
トリオのメンバーも一新し、またプラスワンとしてTap Dancerも加えてのツアーでした。
今年は昨年と比べてライブハウスへの出演が主だったためツアーとしては地味でしたが、
その分我々の演奏をもっと身近に楽しんでもらえたのではないかと思います。
またツアーが終盤が近づくにつれてツアーに出る前の不安が嘘のように全員の演奏が
良くなって行くのを実感出来ました。
今回のメンバーの藤田耕平(b)、ジョーンズ満寿美(d)、Takuya(Tap)の写真とともに
このツアー記をご覧下さい。

8月10日(金)
丸亀 D's CLUB
前日の深夜に藤田君とTakuyaの3人で車にて東京を出発。
瀬戸大橋を渡らず宇野港から宇高国道フェリーに乗り、昼前に高松市内のホテルに無事
チェックイン。
ホテルは今回ご一緒するヴォーカルの三木智子さんの計らいでかなり早いチェックインを
認めてもらえました。
少し仮眠をとって3時頃丸亀に向けて出発。
リハ後、メンバー皆で近所のインド料理のお店でカレーを食べ本番に備えます。
丸亀はTakuyaのお父さんの故郷ということで、彼の両親、親戚、お知り合いが多数来て
下さいました。
店内はいい感じで盛り上がる中、無事ツアー初日が終了しました。
この日の僕にとって何より嬉しかったのは、大学の先輩の三原さんとの再会でした。
三原さんとは僕が初めてプロとして入ったバンドでも一緒でTpを吹いていました。
随分とお世話になった人です。
今は故郷の丸亀に戻って頑張っておられるようですが、なんとTakuyaのお父さんの高校の
ブラスバンドの先輩でもありました。偶然ですね。R(*'0'*)ツ

丸亀D's CLUB 三木智子(vo)

8月11日(土)
安芸高田市文化創造センター Young Inn
昨年に引き続き、大学の先輩の平原さんに企画、招聘して頂きました。
今年は驚くことにスタッフが昨年の3倍はいそうなくらい。
皆さんがそれぞれの持ち場で整然と仕事をするので、平原さんも昨年とは打って変わって
余裕たっぷりでした。
ここはライブハウスではなくホールのコンサートなので、演奏メニューも少し変更します。
子供達も来るので、昨年のDisneyに替わってTraditionalを演ろうと思って用意した曲が少し
暗過ぎました。(>_<)
おかげで1部は沈んでしまいましたが、2部ではメンバーそれぞれが自分の楽器を興味深く
紹介してくれたりで子供から大人まで楽しんで頂けたのではないかと思います。
特にTapに関してはどこでもそうでしたが、皆さん興味津々でした。
TakuyaはMCともども大活躍でした。

ステージの後ろが昨年よりカラフルになってポップな感じです。


終演後、花束をいただきました。

   
終了後、表の看板の前で。

8月12日(日)
福山 Loft
この日、福山は花火大会があるとのことで21時からの少し遅いスタートとなりました。
そのためLoftの下の階にあるセレブなイタリア料理のお店で、メンバー全員でゆっくりと
夕食をとりました。
というのもジョーンズさんはここ福山の出身。彼女のお父さんが気を遣って下さり、食事に
招待してくれたのです。窯焼のピザが美味しかった。

そしてLoftに戻ると超満員のお客さん!
やむなく帰ってもらったお客さんもいるそうで、なんとも勿体無い・・・。
ジョーンズさんの知合いもたくさんいらしていて「A Night In Tunisia」や「Un Poco Loco」
のドラムソロでは特にたくさんの拍手をもらいました。
お客さんが多いとバンドも大張り切りだし、演り手と聞き手のお互いのエネルギーが
循環し始めてその場が何とも言えないほど良くなって行きます。
この日はこれがありました。
惜しむらくはマスターとあまりお話し出来なかったことかな。(-_^;)

 
                        終了後、Loftの前で。1Fがイタリア料理店、2FがLoft。

8月13日(月)
松山 MONK
いよいよこの日は僕がプロ生活をスタートした松山です。
昨年もMONKに出演し、懐かしい顔がたくさん来てくれました。
今年もそんな人達と旧交をあたためることが出来るのを楽しみにやってきましたが、
寂しい客席でした。(+_+)
お盆と直前のスコールのような雨、いろんな要因が重なったのでしょうが、来年は松山対策を
しっかりやらなければ・・・。

とは言っても毎年来てくれる80歳を越した叔母、兄弟のような従姉妹達、大学の後輩達、
サックスを演る友人等が客席を盛り上げてくれました。<(^^)
松山での演奏はこれまですべることが多かったのですが、今回は比較的クールに演れたと
思います。
それから藤田君が松山限定、「Like Someone In Love」でヴォーカルを披露しました。
パワフルなヴォーカルでした。


 松山MONKにて

終了後はメンバー全員でGretschへ。
ここのマスターの高橋さんは僕がプロ入りした時の最初のバンマスです。
ドラマーであり、今もジャズへの情熱が冷め切らない人です。
メンバーは翌日はOFFだということもあり、皆遅くまで語り合いました。

8月15日(水)
新居浜 St.Grmein
前日はOFFのため、メンバーそれぞれ別行動。
僕は先日亡くなった古くからの友人である早苗さんのお墓参りを済ませて、松山から
新居浜へ移動しました。そういえば彼女はいつも応援してくれてましたが、特に松山の
ライヴでは必ず力になってくれました。今年寂しかったのはそれもあったんですね。
新居浜でも先祖のお墓参りを済ませ、その後中学の同窓会に出ました。
夕方の5時から深夜まで盛り上がりっぱなし。
僕は翌日のこともあるので深酒はせず、でも楽しかったです。

ところで、サンジェルマンでのライヴは盛り上がりました。
お客さんの半分以上は中学、高校の同級生です。
なんと中学時代の恩師、阿部先生も来て下さいました。
「タカシ、お前弾いてる時の姿勢が悪いぞ!」と30数年前と変わらない偉大なお言葉を
いただきました。「確かに自分でも判っているんですよ、先生。今後は更に肝に銘じて
気を付けます。」と心の中でつぶやきました。

 

藤田君、ジョーンズさんにも余裕の表情が・・・。
リラックスした良い演奏でした。

 

Takuyaも一段と動きがよさそう。トリオも力が抜けている状態です。
僕は・・・、確かに姿勢が悪い! 

 

右の写真はマスターの秦さん。彼もドラマー。30年来の知合いでお世話になっています。
偶然横に写っていたのは同級生のゴエツでした。

サンジェルマンは故郷ということでいつも気持ちよく演奏が出来ます。
店も雰囲気がいいんだなあ。
秦さんに頑張ってもらって、ずっと続けていって欲しいと思っています。   

8月16日(木)
岡山 BIRD
いよいよ今年のツアー最終日。
BIRDのマスター、岡崎さんはプロになったばかりの僕が最初にジャズを教わった師匠であり
兄貴のような人です。
だからここで演奏するのは緊張する。
また今回は岡山を中心に関西、東京でも活躍しているヴォーカルのShokoさんとご一緒しました。

お盆で四国に帰省中だった小6の長男を連れ、Takuyaと3人で新居浜を出発。
途中、川之江に実家のある藤田君をひろって今度は瀬戸大橋を渡りました。
到着後リハを終え、近所の中華屋で腹ごしらえ。

撮影Shokoさん

食事を終えてBIRDに戻ると立見が出るほどの超満員でした。
ツアー最終日を飾るにふさわしい演出をしてくれた岡崎さんとShokoさんに感謝です。
もちろんお越しいただいたお客さんにも感謝しています。
いつも最後に演奏している「Nascimento」の時のみなさんの手拍子も圧巻でした。


 

皆さん、また来年もお会いしましょう!

Member Profile

藤田耕平(Bass)
愛媛県川之江市出身。大学入学とともにベースをはじめ在学中、岡まこと(ts)、池田篤(as)らとバンドを組む。
一時会社員を経験するが、25歳より都内のライブハウスで演奏活動をはじめる。
益田幹夫(p) 大森明(as) 山田譲(as) 吉田桂一(p)らのバンドで活動。
また吉田正広(ds)の国内、ヨーロッパのツアーに参加。
ビッバップピアニスト、佐伯賛平との出会いにより1994渡米、ニューヨークで活動を始める。
university of the street のジャムセッションのハウスベーシストを2年行う。
そのなかで多くの黒人ベテランミュージシャン(Jimmy Vass(as) Evelyn Blakey(vo)
Richard Clemence(p) 他) と出会いそのバンドで演奏する。
またBarry Hariss(p) のワークショップに参加する。
1997帰国、同年より松山、2004より東京で活動中。 
ビッバップをこよなく愛すベーシストである。

ジョーンズ満寿美(Drums)
広島県福山市出身。15歳より猪俣猛氏のドラムスクールに通い始め、橋本雅文氏,田中康夫氏に師事。
早稲田大学ハイソサエティー・オーケストラに入部、レギュラードラマーを務めるも、コンボスタイルに傾倒。
大学卒業と同時に大坂昌彦氏の推薦を得てバークリー音楽院に留学。
ジェイミー・ハダ、ロン・サベジ、ジョー・ハント、ケンウッド・デナードらに師事。
バークリー在学中は、ボストンのジャズクラブ、ラジオ、ケーブルテレビ等に出演。
帰国後、2004年レコーディングを機に日本での活動を開始、活躍中。

Takuya(Tap)
熊本生まれ。Tapを一つの楽器として、Jazzを演奏をするJazzミュージシャン。
幼少の頃より約20年音楽をやり続けClassic、Pops、Rock、フォークソングと様々なジャンルを経て、1998年TAPダンスと出会う。
バイソン片山氏(ds)、山村隆一氏(b)にJazzを師事。様々なリズム、Jazzへのアプローチ法を伝授される。
その後、ニューヨークに滞在しながらJAZZとTAPの融合を目指し、TAPをダンスではなく楽器として使うスタイルを確立。
バラードから、アップテンポな曲まで幅広くコラボレーションできる音楽性を武器に東京を中心に関西、中部でライブハウス、イベント出演で活躍中。
繊細かつダイナミック、そしてメロディーを感じさせるサウンドが好評!!

8月17,18日
ツアーが終わった翌日から一泊二日で息子と京都に行って来ました。
銀閣寺、金閣寺、龍安寺など室町時代からの旧跡を訪ね、日本の歴史の重厚さを感じた気がします。
暑い夏の京都でした。

 

8月23日(木)
錦糸町 Early Bird
NYで活躍中の田井中福司さんを迎えてのスペシャルライヴでした。
福さん、アルトの澤田さん、藤田君、素晴らしいメンバーと演奏出来て最高でした。
来て下さったお客さんにも感謝しています。

終了後はマスターも含めて久々に飲みました。

写真はシットインしてくれたギターの宮崎さんと福さんの友人のベーシスト(女性)です。


左から藤田耕平、田井中福司、小野孝司、宮崎信義、澤田一範